佐藤香蓮　能代市地域おこし協力隊：能代市

地域おこし協力隊って？＞

地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。

隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年未満です。

参照：
地域力の創造・地方の再生 > 地域おこし協力隊｜総務省

簡単にいうと地方へ移住し、地域で頑張っている人たちと協力したり、地域外ならではの視点で地域の課題に向き合う。
そしてその地域での定住・定着へ繋げていく活動です。

わたしは秋田市出身で2020年10月中旬から秋田県能代市地域おこし協力隊に着任。
「中心市街地活性化」を担当しています。

実際の活動としましては…

• 商店街のイベントなどを支援
• 歩道などを活用した新規イベントの企画
• 空き店舗活用への参画・情報発信

などを通して中心市街地の賑わいを創出する活動をしています。

協力隊になって半年が経ちましたが、その間には商店街でのイベントの手伝いや、駅前商店会の方々と協力して能代駅前のイルミネーションとクリスマスイベントの企画・運営

じぶんの結婚の経験から「能代市をイメージしたオリジナル婚姻届」があったらいいなと思い、地元出身メンバーと共にご当地婚姻届の作成にも挑戦しました。

能代市については知らないことがばかりなので、能代の良さを実際に体験したり・勉強しながら活動を進めています。

地域おこし協力隊になった理由

地域おこしや街の活性化などに興味を持ったのは、１０代の時からです。

高校時代、進路を考えた時に「秋田はつまらない」といって県外に出て行ってしまう同級生、県外の大学に行き休暇で地元に帰ってきた友人と「秋田はつまんないよね」という話題になることに、毎度もやもやしていました。

きっと秋田の良さを味わいきれていないから、そう思ってしまうのかもしれないな…と思ったのがきっかけです。

また、夫も協力隊になるきっかけの一つ。

夫は神奈川県から能代市二ツ井町に移住し、とても楽しそうに過ごしていました。
廃校を使ってBBQを開催したり、地域のおじいちゃん・おばあちゃんばかりの町内会の運動会に参加したり、地域のおばあちゃんの家に友達みんなを呼んでおばあちゃんのご飯が食べられるイベントを開催したりと様々な事をしていました。

彼が企画するイベントや秋田での体験談は魅力的で面白く、同じ秋田県に住む自分が誇らしくさえ感じました。
わたしも秋田市から能代市に協力隊として移住することで、能代の魅力を発掘・発信できたらいいなと思ってます！

最近の能代市中心地と今後の目標

２０２１年４月にマルヒコビルヂング２階に個人オフィスをゲットしました！
能代市畠町商店街は、今は空き店舗が多くシャッター通りになっています。

そんな状況を変えたいと地元の経営者たちが中心となった合同会社のしろ家守舎が旧丸彦商店をリノベーション。
２階にレンタルオフィスやコワーキングスペースを作りました。
有り難いことにその一部屋を協力隊個人のオフィスとして借りさせてもらうことになりました。

また、地域おこし協力隊の先輩である八巻枝美さんが設立したプラネタリウムヨガスタジオ「ほしのしろ」ではヨガインストラクターの経験を活かして週一回レッスンを担当させていただいています。こちらのほしのしろも、能代駅前の古い空き店舗をリノベーションしたもの。

他にも空き店舗をリノベーションし、そこを拠点にしたり、仕事するひとが増えています。
たくさんの人たちが中心地に賑わいを取り戻そうと、試行錯誤しながら動いています。

その頑張っている人たちと力を合わせて、街中にいろんな世代が集まり、賑やかになる商店街を目指し活動していきたいと思っています。

能代市に移住する際気になったのがネットでの情報の少なさでした。
まずは、SNSからと思い個人のツイッターやインスタグラムのアカウントや、協力隊のフェイスブックページなどを通して常に情報発信しています。

• 能代市中心地でお店を開きたい、空き店舗を探している
• 能代市中心地でやってみたいことがある、イベントやりたい
• お店のPRでSNSをやってみたいけど、どうしたらいいかわからない
• 能代のおすすめなコト・モノ・ヒトを伝えたい！
• 協力隊になりたい！興味がある！

などがあればお声かけください。お力になれることがあるかもしれません！
（但し、場合によってはご要望・ご期待に沿えないこともあるかもしれませんのでご了承ください。）

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